歯科医院で教わる!正しい歯磨き

歯磨きの基本はブラッシング。
力任せは禁物です!

ブラッシング

ブラッシングの基本

ブラッシングの基本は、歯ブラシを30度に保ったまま毛先を歯と歯の間に入れるように、歯に沿って移動していきます。
このときには歯ブラシに力が入らないよう、上の歯は上から下へ、下の歯は下から上へと、歯茎の方から口の真ん中に向け、歯に沿ってまっすぐ歯ブラシを動かします。
歯の裏側も同じように磨きますが、毛先が入りにくい方はヘッドの先の方を利用します。
歯茎にも多少圧迫がある方が、マッサージ効果もあってよいでしょう。
ですがブラッシングは、患者の歯並びをはじめ、口の中の状況に合わせて個人個人に合わせ細かく使い分ける必要があります。
ここではブラッシング方法をいくつか紹介します。

ローリング法

歯の表面の汚れや歯垢を取り、歯茎のマッサージができる方法です。
歯茎から歯の方へ、歯ブラシを歯茎にあてて歯ブラシを半回転させて歯垢をかき出すようにして磨く方法で、歯茎が健康で歯並びのよい方に適しております。

スクラッビング法

歯と歯茎の境目や奥歯の裏側の歯垢を、振動による摩擦で落とす方法です。
毛先を歯の表面に垂直に当て、細かく動かして磨きます。
力を入れすぎると歯茎を傷つけるので注意しましょう

フォーンズ法

力のない幼児やお年寄りに適した方法です。
歯を噛み合わせた状態で、歯に対して垂直に歯ブラシを当て、円を描くようにしてグルグルと上下の歯を磨きます。

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